私たちは、生ゴミを堆肥化するコンポストを通じて、今年からCSA(地域支援型農業)への参加を決めました。これは、[1.2mile community compost]を運営する株式会社4Natureが企画した、新たな取り組みです。

いくつか選択肢のある中、私たちが選んだのは千葉県にある小さな農園。女性の農家さんが1人でやりくりしており、今回は皆さんとの交流を深めるため、援農という形で参加をさせていただきました。 

 

8反もの広さがある畑には、無農薬で作った野菜が元気よく育っており、この時期は菜花がとても綺麗に咲いています。都会に住む私にとっては、この開放感がたまらなく、感動することばかり。自然に囲まれた環境は、ストレス社会に生きる人々の心に、ゆとりを与えれくれるものです。

 

そしてこの日は、人参の除草からスタート。

1ヶ月前に種を蒔いたということで、少しづつ可愛らしい葉が伸びていました。もちろん、除草といっても薬を散布するわけではありません!写真にあるように、雑草の中から人参の葉を見つけ、それに気をつけながら雑草のみを抜いていきます。これは大変手間のかかる作業です。腰も痛くなるし、間違えて人参の葉を抜いてしまうことも。。無農薬で育てるって、ホントに大変なんだなー。

午前の作業が終わり、午後はビーツの種まきです。

初めて見るビーツの種に、思わず丸くないんだねーと皆んなから声が上がっていました。次に来たとき、自分の蒔いた場所から芽が出てなかったらどうしようとドキドキしながらの作業は、笑いもありつつ楽しいひと時となりました。

 

最後は、自らで野菜を収穫する時間です。ケールの菜花やカブ、小松菜、大根菜など、旬の野菜ばかり。

そしてこの農園のお勧めは、サラダセット。味もしっかりしていながら、とても優しいお味です。

おまけにこの日は、地主のおじいさんのご好意で竹藪へ案内して頂き、タケノコ掘りと、お裾分けまで頂いちゃいました。

竹は持続可能な資源と言われながらも、きちんと整備をせず放置をしていると、光合成がなくなり他の植物が枯れてしまうそうです。さらに、根が横に伸びてゆくため、他の木とバランスよく共存しないと、地盤が緩くなり地滑りなどが起こりやすくなるとも言われています。

それにしても、立派なタケノコですね!全ては採りたてが一番、欲張らず食べられる分だけいただくのが、私たちの基本です。

この先、みんなが作った堆肥で野菜を育てる計画もあるそうです。1反の畑でどんな野菜を育てるのか?この先がとても楽しみです。

土を素手で触り、大地を感じる。

微生物や虫たちとの共生を肌で感じる。

こんな取り組みに興味のある方は、ぜひCSAに参加してみてはいかが?

タグ付けされているもの: Agriculture Compost Food Sustainability News