[BC Trips] リサーチ日記 #13 - 鳥取
先日、鳥取県へのショートトリップで出会った「工房このか」。
仕事をしながら山の景色や移り変わりを一望できるロケーションには、改めて自然の素晴らしさを感じることができました。 こちらの作家さんは、木地師と呼ばれる轆轤(ろくろ)を用いて椀や盆などの木工品を製造する職人です。国内のセレクトショップでも取り扱いがあり、女性らしいアイデアと木のぬくもりを感じる繊細な作品たちに、ついつい見とれてしまいます。
一つの作品を作るのに、3ヶ月の期間を要するということですが、その理由は、木と会話をしながら作り上げるために必要な時間だから。木は湿気や乾燥によって日々呼吸をします。それを見極めながら作品を作り続けるプロの技には、惚れ惚れするばかりです。
この工房を構え17年を迎えた今、感じていることを聞くと、山の変化という答えが返ってきました。これは、気候変動の問題、鹿やイノシシといった動物が繁殖したことで起こる自然破壊などがありました。木を切る人たちは、切った分だけの苗木を植えて山を守ります。しかし、それを動物たちに破壊されてしまうという話には驚きを隠せませんでしたし、生態系のパワーバランスが崩れているのも事実です。これは、決して動物たちが悪いというわけではなく、人間の生活が豊かになりすぎているからこそ起こっている現状なのです。日本でも昔から受け継がれる地産地消という言葉は、今の時代だからこそもう一度見直す必要があるのでしょう。
最新ブログ
[WORLD NEWS] プラスチック鉢のリサイクルシステム | Plastic pots recycling scheme
北欧全域で展開するガーデニングショップのPlantagen(プランタジェン)。自宅や庭で使える植物や家具、道具などが気軽に見つかります。環境を保護するため、プランタジェンではお客様に鉢の返却をお勧めしています。その代わりに、お客さまには新しい植物をお渡しするそうです!
Plantagen is a store operated throughout the Nordic region where customers can fill their homes and gardens with plants, furniture and tools. To protect the environment, Plantagen encourages customers to return their pots. In return, customers will receive a new plant!
[WORLD NEWS] スタジアムで再利用可能なカップの使用を義務化
ドイツでは新たな包装・容器法が2023年1月1日から施行されています。レストラン、食堂、スーパーマーケット、カフェなど、持ち帰りの食べ物や飲み物を販売する企業は、再利用可能な包装で製品を提供することが義務付けられています。ドイツのサッカースタジアムでも大きな変化が!
聖心インターナショナルスクールのファミリーフェスティバルに出店!
3月18日に広尾にある聖心インターナショナルスクールで行われるショッピングバザーに出店します!Borderless Creations co-founderの張の母校でもある、聖心インターナショナルスクールのファミリーフェスティバルは今年から再開!