賞味期限と消費期限には大きな違いがあります。
消費期限は食品の製造日から安全に消費できる期限を示しますが、賞味期限は美味しさなどの品質が保たれる期限です。中には賞味期限が切れたとしても、安心して食べられるものもありますので、まずはその期限が何を指しているのか?ラベルを確認してみましょう。
2023年9月29日、「食品ロスと廃棄物削減に関する国際啓発デー」に国連が発表した報告書によると、
*世界では、生産された食品の約13%が収穫から小売までの間に失われている。また、小売・消費レベルでもかなりの量が廃棄されている。
*世界の食料総生産の17%が家庭、外食産業、小売店によって廃棄されていると推定されている。
*2022年には6億9,100万人から7億8,300万人が飢餓に直面した。
*食品ロスや廃棄は、世界の食料システムにおける総エネルギー使用量の38%を占めている。
これを見ただけでも、食品ロスを避けることの重要性がわかります。
では、私たちが簡単に出来ることって?
例えば身近にあるスーパーやコンビニ、すぐに消費するものなら手前から取る習慣を身につけてみて。最近はコンビニでも手前取りを推奨する貼り紙を見かけますね。
賞味期限や消費期限が近いもの=棚の手前から取るだけで、捨てられる食品を減らすことができるはず。
その違いを理解することで、大きな変化が生まれます!
出典: https://www.un.org/en/observances/end-food-waste-day