こんにちは ミカです。
(ルンド @ 夜9時 / Lund @ 9:00pm)
6月になりました。夏至です!日が一番長い6月、5歳の息子はまだ時計が読めないので、「いま夜?もう夜になったの?」と毎日聞いてきます。そして、彼が寝るころはまだ外が昼間のような明るさなので、「もう寝なきゃいけないの?」と寝る前はいつも不満そうです。
さて、長くて暗い冬を過ごしやっと夏がやってきたので、一年で一番日が長い日を祝うMidsommar(ミッドソンマル=夏至祭)はスウェーデン人にとってとても大切で、、クリスマス、イースターと並び、スウェーデンの最も重要な年間行事の一つです。
お祝いは夏至の近くの金曜日Midsommarafton(ミッドソンマルアフトン=ミッドサマーイブ)と、土曜日Midsommardagen(ミッドソンマルダーゲン)の2日間で、今年は19日と20日になります。
お祝いは家族や友達と特別な料理を食べますが、色々と準備をする料理の中で、地元で採れたいちごと新じゃがは必須。この二つがテーブルに並ばないと夏至のお祝いが成立しない!というくらい大切なメニューです。
(今年の料理 / This year's feast)
お昼には、広場へ行ってミッドサマーのポールの周りでダンスしたり歌を歌ったりしたりして過ごします。
(スーパーオリジナル紙袋 / Original paper bag from store)
さて、先日も少しお伝えしましたが、スウェーデンでは5月からポリレジ袋への課税が始まっています。
すべてのポリレジ袋が対象なので、スーパーだけでなく衣料品店などお店で商品を入れるポリレジ袋すべてが課税対象です。
一言でポリレジ袋といっても素材は様々で、ポリエチレン製やさとうきびから作られたグリーンポリエチレン製、再生原料を使って作られたものなど色々とありますが、すべてが課税対象です。
再生原料やグリーンポリエチレンを使っているのに?と感じますが、今回は「繰り返し使えない袋はすべて対象」となりました。
(野菜用ビニール袋 @ 0.38クローネ / Bag for vegetables @ 0.38 kr)
逆に原料が同じポリエチレンでも、少し厚手で何度も使う目的で売られているものは課税対象外。また、紙袋は対象外となっています。(ただし、メインの素材は紙でできていてもプラスチックのハンドルがついているものなどは課税対象となっていました。)
税額は普通のレジ袋3kr(約30円)、野菜や果物をまとめるための袋(薄さが15ミクロン以下で容積が7リットル以下のもの)0.30kr(約3円)です。実際にお店で税込価格を調べたところ、普通のレジ袋で6kr~7kr(約60円~70円)、小さいまとめ用の袋は 0.38kr (約4円)となっていました。
紙袋は課税対象外なので、多くのスーパーには野菜果物のまとめ用に紙袋が設置してありました。スーパーによっては独自に紙袋を用意するのではなく、コンポスト用の紙袋が置かれているところもありました!
(コンポスト用の袋 / Bag that can be composted)
話が少しそれますが、スウェーデンでは生ゴミを出すときに決められたコンポスト用の袋に入れて捨てなくてはなりません。これは無料で配布されているので買う必要はないのですが、野菜を買うときに使った袋が生ゴミを捨てるときに再利用できるので、私はこちらのスーパーの方が気に入っています。ですが、コンポスト用の袋は少し厚さがあり、量り売り向きではないので、専用の紙袋を置いている店が多いんだと思います。
(コンポスト用の袋 / Bag that can be composted)
再利用といえば、 以前ご紹介したVeggioやfrusack のようなメッシュでできた再利用可能な袋がどこのスーパーでも売られるようになり、メッシュ袋を使っている人もよく見かけるようになりました。
(パン売り場 / Bread section)
ところで、私もメッシュ袋を使って買い物する一人ですが、日ごろから気になっていたことがありました。それはパンです。
パン売り場では、個装になっているものも売られていますが、バラ売りのものは自分で袋に入れてレジまで持っていきます。
スーパー備えつけのパン用の袋は紙袋ですが、ビニールの窓がついていて中が見えるようになっています。
パンをメッシュ袋に入れるのも気になるので、いつも備えつけの紙袋を利用していましたが、最近 コットンのパンバッグを見つけたのでこれを使いはじめました!保存するときにも使えるし、ピクニックに持っていったり、とても重宝しています!
(パンバッグ / Bread bag)
パンバッグもメッシュ袋のようにスーパーで売られるようになって沢山の人が使うようになるといいなあと思います。
ではまた来月!