[Mika @ Lund] Eco living from Sweden - February 2020

こんにちは ミカです。

2月というと一年の中で一番寒い月ですが、最近は暖かくて(それでも気温は5度くらいですが)春が近くなると咲く花が咲いていしまったりと気温の上昇を感じています。

ところで2月はセムラです!何かというとお菓子のことです。スウェーデンではこの時期セムラを食べます。

スウェーデンの伝統菓子の1つのセムラはカルダモンが入っているパンに甘くない生クリームと甘いアーモンドペーストがたっぷり入った絶妙なバランスのお菓子。とってもおいしいので年中食べたい!と思ってしまいますが、こちらは元々イースターの断食前に食べられていたもの。だからこの時期だけ売られて食べられています。

本当においしいので機会があったら是非おためしください!

semla

 

さて、スウェーデンに移り住んで8年というときがたちました。最初にスウェーデンに引っ越してきて思ったこと。それはペットボトルや缶の収集方法がすごい!ということでした。

スウェーデンだけでなく、デンマークやノルウェー、フィンランドでもこの収集システムがあるので、スウェーデンが特別ということではないのですが、今回はそのシステムについてご紹介したいと思います。

パントと呼ばれているこのシステム、スウェーデン語でPANTはデポジット、つまり預かり金のことですが、今ではパントといえば、”ペットボトルや缶などをリサイクルする”という動詞になっていて、「今からパントしにいく。」という風に日常会話で使われています。

 

こちらではすべてのペットボトルや缶にパントがついています。1リットル以下のペットボトルや缶はパント1KR(1クローネ 約10円)、1リットル以上のペットボトルはパント2KR(2クローネ 約20円)となっています。パントのお金は商品を買うときに同時に支払います。

もちろん支払ったパントは預けているお金なので、ペットボトルや缶を回収機にいれリサイクルすると戻ってきます。


回収のシステムも良くできています。
回収機はほとんどのスーパーに設置されています。回収機にペットボトルや缶を1つずつ入れていれ、機械がバーコードを読み取ると、自動でペットボトル/缶の仕分けをし、パントの金額を算出していきます。
すべて入れ終わってボタンを押すと、合算されたパントの金額のバーコードのついたレシートが印刷されますので、それをレジに持っていって換金するか、買い物の時にそのまま金券として使えます。機械によっては換金しないで、パントのお金を寄付することもできます。寄付の種類は色々あって、WWF, 植林活動、小児がん財団や教育支援など。


パント運営会社のホームページによると、このパントシステムを通じて84.9パーセントの缶、ペットボトルをリサイクルできたそうです(2018年)。そして、リサイクル方法はというと、新たな材料を何も加えずにすべて新しい缶、ペットボトルに生まれ変わることができるそう!すごいシステムだ。と今回また改めて思いました。

このシステムがあるので、町でペットボトルや缶などのゴミを見たことがありません。空になった容器もお金なのでみんな持って帰ってパントします。リサイクルもできるし、町もきれいだし、本当に優秀なとてもいいシステム!