GUPPYFRIEND®ウォッシングバッグについて [前編]

このバッグを1ヶ月使い続けたら、何か見えてきた!

外気もようやく冬へと近づき始め、急いで衣替えを始めた方も多いのではないでしょうか?

さて、今回は化繊衣類の洗濯に推奨されているGUPPYFRIEND®ウォッシングバッグについて、実際に使っていたらどんな変化が見られるのか?お話ししたいと思います。

 

 

 

まずは、私たち家族の簡単な情報を。

我が家は大人2人、子供1人の3人家族。洗濯は毎日行います。

 特に子供の服は伸縮性や速乾性に加え、どうしても安価なものを選んでしまうことから、多くのものに化繊繊維が含まれます。

それと、意外に意識していないのが「ぬいぐるみ」

赤ちゃんが口中に入れてしまうようなものには天然繊維が使われたりしますが、量販店で売っているような「ぬいぐるみ」に使われている素材は化繊繊維が殆どです。

 

その他では、綿とポリエステル混合のスウェットシャツやボトム類、フリースやボアなどのアウター、これから活躍する防寒用インナー全般も化繊繊維ですね。

1年を通して考えると、これら全てをGUPPYFRIEND®ウォッシングバッグに入れて洗濯するわけですが、1つのバッグでは足りない時もあるため2つのバッグに分けて洗濯することも多くあります。

以前は気にもしなかった洗濯排水から流れ出るマイクロファイバー(マイクロプラスチック繊維)のことを、このバッグが教えてくれたことで子供にも分かりやすく伝える良い機会になっています。 

いよいよ、ここからが実証です。

写真にあるバッグは1カ月前から使い始めたもの。この時期、まだアウター類は入れていないので合成繊維や化繊繊維の衣類、ぬいぐるみがメインです。よく見るとファスナー付近の隅にはマイクロファイバー(マイクロプラスチック繊維)の固まりが見えます。

 

 

さらに中を覗いて見るとこんな感じ。だいぶ溜まってますね。1本の繊維は非常に細く目に見えづらいため、可視化できるまでには面倒であっても使い続けることが大事です。もし、このバッグを10万世帯の家庭が使っていたらどれくらいの量になるのだろう?そんなことを考えると、今すぐにでも使っていただきたいです。

 

 

隅に溜まったマイクロファイバーは定期的に取り除くことも忘れずに。力をかけすぎないように裏返しにして指でつまみ取ってください。もし取りにくい場合は、ピンセットがお勧めです。その時も力をかけすぎてバッグに穴を開けないようご注意を!最後は風に飛ばされないよう密閉したものに入れて可燃ゴミに出すか、私たちのように空き瓶に入れて保管しておくのも良いでしょう。

 

 

最後に、

このバッグは化繊繊維の衣類を推奨しているだけで、専用ではありません。もちろん、コットンやリネンなど天然繊維の洗濯にも効果があります。基本は、洗濯で抜け落ちる(擦り切れる)繊維の量を大幅に減少させるバッグということです。

この製品を通じて、海洋プラスチック問題について各家庭で取り組むのはもちろんのこと、皆さんがお持ちの衣類を大切に長く着ていただくためにも、ぜひ常備していただきたい生活用品です。 

次回の後編では、

GUPPYFRIEND®ウォッシングバッグの旧モデルと新モデルの比較をお伝えしたいと思います!

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