クリスマスはもうすぐ! 世界中で特別な日でもありますよね。 一年で最も楽しい時期の1つですが、環境にとってはあまり良い時期ではありません。 このシーズンは消費のピークですが、楽しみを失うことなく、より環境に優しいクリスマスを過ごすことはできます! 環境にやさしく、よりサステナブルなホリデーシーズンのためのヒントをいくつかご紹介!
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#1 プレゼントは、長く使えて、環境によい商品を!
クリスマス時期は忙しい時期でもあり、何を選んでいいかわからないときはとりあえずいろんなものを買ってしまったり、後先考えずに買ってしまったりすることもありませんか?結局捨てられたり使われなくなったりするものを買うのは勿体無い! 代わりに、価値があって、そのモノに意味があって、そして最終的に地球にとってより良いものを買ってみましょう。例えば、観葉植物。もちろん、きちんとお世話をすることが前提ではありますが、観葉植物はずっと育てられるものですし、受け取った人にとっても、非常に長い間使える贈り物に喜びを見いだすはず!
もしくはエシカルで環境に配慮してるのは勿論、オシャレで
使ってて気分も上がるモノを!Borderless Creationsでも紹介している、サステナブルシフトをぜひ見てみてください:
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#2 環境にやさしい包装紙に切り替える
キラキラで覆われた粘着テープ、リボン、紙はリサイクルできませんので、使用を控えることをお勧めします。過剰な包装は、必要以上に地球の資源を消費している恐れがあります。包装は必要最低限にするように心がけたり、包装紙を取っておいて再利用したり、リサイクル可能な包装紙や新聞紙を使うことで無駄を出さないようにしてみましょう。この時期に発生する廃棄物を最小限に抑えることができます。
配送するときは、是非箱をリユースしたりできる限り環境に配慮して見ましょう。
Borderless Creationsでは、ゼロ・ウェイスト梱包材の「stible」を配送のパッケージとして選択できます。
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#3 クリスマスツリーもエコに切り替え
クリスマスの時期になると、生木によるツリーが大量に生産されます。これは毎年新たに買い替えられているため、無駄な消費とも言えるのではないでしょうか。
クリスマスツリーを地元でレンタルできる場合は、レンタルを活用するのも良いかもしれません。シーズンの終わりに各ツリーが植え替えられるため、地球のためにできる最も親切なことの1つかもしれません。
生木を購入したい場合は、FSC認証を取得したものを選択することを心掛ける。使用後は農場に戻すなどリユースしてもらうことや、リサイクルする試みもお店によってはあるので、ぜひ確認してみて!
もしくは、既存の観葉植物をモダンな外観のクリスマスツリーに変えてましょう。LEDライトなどを付けて、クリスマス気分を!
ライトの代わりにキャンドルを灯すのはいかが?例えば、 ÄIÄI ILLUM LAB. のキャンドル。天然ワックスを使用し、香りにも純粋な天然エッセンシャルオイルを使用しているキャンドルです。
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#4 木を植える!
今年のクリスマスには誰かの為に木を植えるのはいかが?
Borderless Creationsでは、サステナビリティへの取り組みの一環として、CO2排出量を最小限に抑えるために最善を尽くしています。
ただし、オンラインストアであるため、CO2排出量をゼロにすることはできません。 そこで、Treedomを使用して世界中にさまざまな木を植えることで、Borderless Creationsからの年間CO2排出量を相殺できるようにしました。
Treedomは、自分に代わって、他の人が木を植え、それをオンラインでフォローできる世界で唯一のオンラインプラットフォームです。
Treedomについてはこちらから:
Treedom : let's green the planet!
もしくはいつも使ってる検索エンジンを、ecosiaに変えるのはどうでしょう?
私たち自身も例えばグーグルを使って検索することにかなり慣れていますが、ecosia(エコシア)はグーグルの代替として、もしくは併用して使える検索エンジンです!
グーグルのように検索エンジンであるエコシア。 違いは、彼らは検索からの利益をが木を植えるために使用していること。
“あなたはウェブを検索し、私たちは木を植えます。
私たちはあなたの検索から得た利益を使って、最も必要な場所に木を植えます。”
試してみて!
ecosiaはこちら:
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Photo by Shelley Pauls on Unsplash
#5 ローカルで買い物をする
地元のお店や日本国内にあるショップでの購入を積極的に!地元の企業・事業を支援するだけでなく、他では見られない特別な発見もあるかもしれません。更にはCO2削減にも繋がります。
お店へ行くときはマイバッグを忘れずに!
まだ持ってない?そんな方にはこちらのセレクションを!
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Photo by Ella Olsson on Unsplash
#6 ミート・フリーなホリデー
ホリデーシーズンといえば、チキンや七面鳥などのお肉。食肉および乳製品は、世界のすべての飛行機、電車、車、ボートを合わせたものよりも多くのCO2排出の原因となっています。だからこそ、いつものホリデーシーズンのお肉の代わりにプラント・ベース(植物由来)のメニューに変えてみたら?新しいメニューを試して、meat-free (ミート・フリー)なホリデーシーズンを過ごしてみませんか?
それが難しい場合、メニューにいくつかプラント・ベース(植物由来)の食材を使ってみたり、地産地消の食材を積極的に活用して輸送時のCO2排出を削減するのも良いかもしれません。その場合、海のエコラベルMSCやASCマークがついた食材を探してみて!
この機会にソイミートをトライ!いつものレシピのお肉の代わりに使うだけ!
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#7 12月25日はみんなでグリーンクリスマスを!
12月25日をグリーンなクリスマスと題して、環境問題と自分との関係を見直す機会にしてみては? 例えばみんなでこんな映画を見るのはいかが?子供から大人までみんなで環境問題について一緒に向き合ってみて!
[FASHION]
The True Cost (2015)
2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ近郊にある「ラナ・プラザ」ビルが崩壊し、1,100名以上もの衣料労働者が亡くなる事故が起こりました。 この事故はドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト」で紹介されているので、是非見て欲しいです。
このビルには、大手ファッションメーカーが多く入っており、その安全管理や働き手の人権の扱いが疑問視されました。この事故を受け、4月24日を「ファッションレボリューションデイ」とし、世界各地でファッション産業が変革するためのグローバルキャンペーンがスタートしています。
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Slowing down fast fashion (2016)
イギリスのロックバンド、ブラーのベーシストででもあるアレックス・ジェームス。彼はミュージシャンでありながら、郊外の農場で生活する酪農家であり、環境保護活動に熱心なことでも知られています。そんな彼が着目したのが、ファッション業界。このドキュメンタリーではファストファッションによって起こりうる社会問題をクローズアップしています。
とてもわかりやすく、楽しく、見易いドキュメンタリー。何となくファストファッションが良くない、というのは最近になって知って入るかもしれませんが、具体的に何が良くないのか。どうしたら良いのか。私たち一人一人ができる。未来につながる消費とは?
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[PLASTIC]
A Plastic Ocean (2016)
「プラスチック・オーシャン」はプラスチックによる海洋汚染を扱ったドキュンタリー映画です。科学者、映画製作者、社会起業家、学者、環境保護主義者、ジャーナリストなどによって作られた、受賞歴のある長編ドキュメンタリー。衝撃を受けるドキュメンタリーで若干怖さもありますが、現状の問題の深刻さをとってもストレートに伝えています。
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[PLANET]
Our Planet (2019)
Our Planetは、Netflix向けに制作された英国の自然ドキュメンタリーシリーズです。 このシリーズは、それぞれの動物が住んでいる地域で彼らを取り上げながら保全の問題に取り組み、気候変動がすべての生き物に与える影響を中心に、従来の自然ドキュメンタリーよりも人間の環境への影響に重点を置いていることで知られています。
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Kiss the Ground (2020)
俳優でアクティヴィストである、ウディ・ハレルソンがナレーションをしているドキュメンタリー。気候危機に対する解決策を科学者、セレブ環境活動家、農業従事者、政治家たちが明らかにしています。
暗い話やネガティブな話が多かった2020年。年が変わって2021年になりましたが、まだまだ暗い話が多いですね。。。そんな中で久々に観て、ポジティヴな気持ちになれたドキュメンタリーがこちら。Netflixで観れます。
地球の地下の資源を使わない(プラスチックを使わないなど)、サーキュラーエコノミーを推奨する(リユース、アップサイクル、捨てない、など)。今できる事、やるべき事、考えることは多いけれど、ほとんどが、”degeneration”=「悪化、衰退をどう食い止めるか」のお話し。もちろんそれも大事ですが、それと同時に”regeneration”=「地球の再生、復興」も同じくらい大事と思います。このドキュメンタリーは、土からregeneration(再生)な未来をつくる、というお話しです。
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[FOOD]
Mottainai Kitchen (2020)
「世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている」
これ、知ってましたか?多くが廃棄されているのはニュースなどでも知っていましたが、まさかここまでとは・・・
日本には「もったいない」という言葉が古くからありますが、現状はかなりシビア。実は、日本でも年間643万トン(国民1人あたり毎日おにぎり一個分)もの食料が廃棄されており、食品ロスは世界でもトップクラス。
“もったいない精神”に魅せられた人の一人、オーストリア人のフードアクティビストで映画監督のダーヴィド・グロスさん。旅のパートナーのニキさんと一緒に、オリジナル・キッチンカーで日本全国を巡る4週間の旅に出て、捨てられてしまう食べ物をおいしい料理に生まれ変わらせる“もったいないキッチン”を日本各地でオープンするロードムービーです。
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#8 TAKE ACTION!
ホリデーシーズンはもらうだけではなく、与える時でもあります。 この機会を利用して、ローウェイストなライフスタイルを始めて、地球に還元してみませんか? すぐ取り入れられるアクションをいくつかご紹介!