イタリアのグリーンなライフスタイルについて、今回からBorderless Creationsを通し、皆さんへご紹介をしたいと思います!

その前に、まず私の事について少しお話しを。私は18年間イタリアに住んでいますが、実は生粋のベルギー人です。そのため、私はまだイタリア人になりきれず、イタリアの生活を部外者の目から見ています。そういう意味では、生粋のイタリア・マンマからのグリーンなライフスタイル情報までとはいきません。また、それに期待している人を失望させてしまうかも知れませんが、典型的なイタリアの文化について、少し皮肉を交えながら、私から見たイタリアのグリーンな考えや、ライフスタイルについて、ご紹介をしていきますので、よろしくお願いします!

私は18年の間、イタリアのさまざまな町に住み、途中でアムステルダムに半年住んだりもしていました。現在はアドリア海の小さな町、リミニでこのブログを執筆しています。私はここでパートナーと6歳の息子と一緒に暮らしています。海辺での生活は、多くの楽しみを生み出しますが、その反面、自然に近いため、気候変動の影響に気付きやすいのも事実です。

Borderless Creationsの設立者のYu-ChingとYasuhiroはこの夏、サステナブルについてリサーチの為にヨーロッパを廻っていました。リサーチの一環でイタリアに来た時、彼らの新しい使命について話しを聞きましたが、私はすぐにそのアイデアを気に入りました。また、サステナブル(持続可能性)に対する彼らのアプローチや考えは私と非常に似ていることにも気付きました。 彼らと同じように、私は15年以上ファッション業界で働いており、持続可能な「グリーン」な業界の一つではないことを認識しています。やるべきことがたくさんありますが、私たちには本当に何ができるのでしょうか?

この国に長年住んでいて感じるのは、現状ではイタリアよりもベルギーの方が地球に配慮した生活をしており、進んでいる印象を受けます。そして、スカンジナビアではグリーンを目指す多くの素晴らしい取り組みをよく見かけますが、その取り組み全てがイタリアに適用できるというわけでもありません。とはいえ、私は毎日ベルギーの習慣をイタリアでの生活に少しだけ取り入れています。例えば、雨が降っていても、自転車に息子も乗せて移動をします。

また、イタリアは別の意味で私に多くのことを教えてくれています。例えば、気候が良いため、一年中素晴らしいローカルな食材(野菜など)が採れます。とても美味しい!ベルギーでは冬が非常に長いため、その間はローカルな食材は採れません。私は料理(と食べること!)が大好きなので、イタリアに引っ越してからは、料理をする事が一つの生き甲斐になりました。

イタリアから私が今後発信するお話は、グリーンなライフスタイルについてお話しをしつつ、ヨーロッパの現状のサステナブルなアイデアを皆さんと共に共有したいと思います。料理と食べることが大好きなので、必然的に料理についてもお話しをするかと思います。イタリアの(偽)マンマからの発信を楽しんでいただけたら嬉しいです!

では、またね!イルセ

タグ: City Diaries