私たちのオンラインストアで扱うギリシャのブランド、Théla

今日は、私たちがなぜこのブランドに着目したのか?そんなお話をしようと思います。

日本は現在、プラスチック容器の年間使用量はアメリカに続いて世界第2位。さらに、ビニール袋の消費量は、1人あたり年間450枚以上と言われています。


最近は、ビニール袋が有料化されたことで、マイバッグを持ち歩く人が増えているものの、スーパーやコンビニで買い物をしている人たちを見ていると、まだその意識は乏しく、有料でも買い続ける光景を目にした時、悲しい思いになることもしばしばです。


 

ThélaのファウンダーであるDitiは、インドのムンバイで生まれ育ち、自国でプラスチック消費の増加を目の当たりにし、環境に関わるプラスチックの有害な影響について学び始めました。 

その後、アテネに移り住んだ彼女は、以前よりもはるかに高いレベルのプラスチック消費に直面することとなります。 ヨーロッパでは、プラスチックの消費はまだ「普通」であり、回避するのがより困難です。 アテネで非常に多くのビニール袋が使用され、廃棄されているのを目にしたとき、彼女は自分にできることを始めました。それは、ビニール袋を使って裁断したり、かぎ針編みをすることでした。

現在、彼女たちはより多くの工芸技術へと事業を拡大し、インドにいるサステナブル事業者たちとコラボレーションをしたり、アップサイクルされたプラスチック生地に、自然染色されたオーガニックコットンを始めとする、持続可能な素材を組み合わせた製品作りに取り組んでいます。

そんなDitiの考えに対して、私たちはまず彼女の環境に対する強い意志と、プラスチック問題を解決するため、その1歩を踏み出したことにとても感銘を受けました。

限定ラージパウチ | Exclusive Large Pouch
ラージクラッチ | Large Clutch

もちろん、グラフィックデザイナーでもある彼女のセンスは抜群です!
さらに、インドの文化工芸組織と連携し、伝統的な製織技術の復活とは別に、廃棄物収集者、中程度の熟練した織工、在宅労働者、高齢者、刑務所の受刑者にも雇用を提供する考えは、簡単には真似できない素晴らしいことだと思います。

そして、この勇気ある1歩が未来の地球環境を変えてゆくのに間違いありません。

最後に、私たちが発信しているDitiのインタビューには、このような言葉もあります。

“ Thélaは単なる小売ブランドではなく、プラスチックが私たちや動物、環境に及ぼす有害な影響についての認識を高め、代替案について語る手段です。 これは、私にとって最も満足できることです。”

私たちは、これからも世界でサステナブルな取り組みをしている人たちをボーダーレスに紹介し、皆さんに知ってもらう機会を作り続けてゆきます。

まずは、知って感じることからです。そして、できることから始めましょう!

 

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