いまのライフスタイルを楽しみながら、徐々にサステナブルな思考へとチェンジする。世間ではそんな動きが広まりつつあります。

しかし、まだ使えるものを捨ててまで買い変えるとなれば、ゴミになるリスクもあるため、やめた方が良いでしょう。私たちが発信する様々な提案でも、今あるものを大切に使うことを初めにお伝えしています。これは、大量消費をしないことにもつながる大事なことです。

このように、私たちは手軽にサステナブルなアイテムへと変えられる手段を伝えるとき、日常的に使っている消耗品からという話をよくします。例えば、キッチンやバスルームなどは代表的な場所です。

また、その話の中では代替品という言葉も多く使います。代替品とは、同じ使い道だけどそれに替わるものという意味を持ち、ちょっとした選択の変化ですが、それを持続できれば、この先の未来に向けて大きな変化につながることは確かです。

便利な世の中ですので、無意識に買い物かごへ入れてしまうことも多々あるとして、今日は、私たちも実践している代替品のお話と、なぜこれらのアイテムへとチェンジしたのか?そんなお話をしたいと思います。

これを読んでいただき、代替品が意味するものが何なのか?感じ取ってもらえたらと思います。 

1. キッチン周り

私たちがキッチンで使っている代表的なアイテムは、ミツロウラップ (abeego、プロデュースバッグ (Frusack)などがあります。

<ミツロウラップ>

用途 = 主にコットンなどの天然素材に蜜蝋やホホバオイルなどを染み込ませた、ラップフィルム(石油由来)の代替品。熱に弱く、冷凍保存にも向かないが、野菜や果物を冷蔵庫に保存する際、程よく空気を通し湿度を保つため、新鮮さを保つことができる。ラップのように、使い捨てではないため、水で洗えば1年近く使用することが可能。最後は土に還すことができる(堆肥化)

なぜ?= 私たちも、以前はラップフィルムに依存していました。安価で簡単に入手できることで、何も考えず大量に消費をしていましたが、環境問題に触れた時に、すぐ変えられるアイテムだと思いチャレンジしました。ストックホルムのスーパーで知ったのが始まりです!ラップフィルムとは単価が大きく違うので、初めは躊躇しますが、年間の消費量を考えると大きな差はなく、ゴミが大幅に減るので気持ちよく過ごせます!

 

<プロデュースバッグ>

用途 = 主にプラスチックフリーの野菜や果物を買う時に使用するもの。スーパー内に設置してある薄いビニール袋の代替品として使うことが多い。量り売りのお店でも、粉物以外には対応できる。私たちが使っているプロデュースバッグは、PLA(ポリ乳酸)という堆肥化可能な生分解性プラスチックでできたもの。オーガニックコットンと比べて、袋に入れたまま丸洗いができ、そのまま野菜室へ! 

なぜ? = 数年前は、1度の買い物でどれだけビニール袋に入れてくれるのか?笑ってしまう場面もありました。それを断らず毎週のようにもらっていたら、いつの間にか引き出しに入りきらなくなりました。その結果、大多数をゴミ箱へ。。その無意味さから脱出したくなったのも事実です。プロデュースバッグを使うようになり、スーパーでは当たり前のように断る姿勢も身につきました。プラスチックは何かと便利だけど、提供する側も簡単にサービスするから、消費者の扱い方も雑で道端に捨てられていたり、最後は海に流れ出るといった悪循環もあります。全てに言えますが、使い捨てを前提にした安易なものから目を背けるべきだと感じています。

 

<キッチン周りのその他>

上記以外に、よく活用しているのが、シリコン容器のスタッシャー。ミツロウラップでは対応できないレンジや冷凍保存などに重宝しています。カラフルな色展開なので、子供のスナック入れにも使っています。その他では、コーヒーの紙フィルターをやめて、使い捨てをしない麻のフィルターに変えました!

 

2. バスルーム周り

私たちが、洗面や洗濯で使っている代表的なアイテムは、竹の歯ブラシ (The Humble Co.)、ホタテパウダー (rerum nature japan)、ドライヤーボール (ULAT)などがあります。

<バンブー歯ブラシ>

 

 

用途 = プラスチックの歯ブラシに変わる代替品。柄の部分が持続可能な資源と言われている竹であること。竹には抗菌作用があると言われており、水にも強い。すでに、日本国内では幾つかのブランドが販売されており、ポピュラーなアイテムになってきた。中には、ブラシ部分が豚の毛や馬の毛で作られたものもあり、全て土に還る素材として注目されている。ちなみにヴィーガンの方には、ナイロンのブラシがお勧め!

なぜ? =  細かなデータはさておき、間違いなく身近に使っている消耗品の1つです。ドラッグストアでは、100%と言って良いくらいプラスチックの歯ブラシが並んでいます。 単純に1人あたり年間12本の歯ブラシを消費しているとしたら、どうでしょう?使い終わった歯ブラシの行方は?そんなことを考えたら、ゾッとしますね。この歯ブラシもストックホルムで見つけたもの。それからずっと愛用しています!

<618ホタテパウダー&ドライヤーボール>

用途 = 618ホタテパウダーは洗濯洗剤の代替品、ドライヤーボールは柔軟剤の代替品(他にも機能あり)として使用。全て自然由来からできており、洗濯を安心して行うための重要アイテムである。ホタテパウダーは、水に溶かすと強アルカリ性に変化し、服についた皮脂などを含む酸性の汚れを分解してくれる。また、部屋干しでも独特な匂いがつかず安心して扱えるのも魅力。そして、洗濯後の乾燥にはドライヤーボールが必須。これは乾燥機の乾燥時間を短縮してくれる優れものもで、服をふっくらと仕上げてくれる柔軟剤の代替品でもある。(もちろん、天日干しをされてる方には必要なし!)

なぜ? =  洗濯は生活排水が多く流れ出る場所です。ホタテパウダーは、化学物質を使ったケミカルな洗剤と比べ、汚れ落としの効果に変わりはあません。むしろ、汗の匂いはホタテパウダーの方が良く取れます。なのに、なぜケミカルな洗剤をわざわざ使って水を汚すの?そんな疑問を抱きました。さらにホタテパウダーの良いところは、洗濯から流れ出る排水によって、排水管までを綺麗にし、そのまま川に流れてゆきます。自然由来のもので、こんな効果があるのは初めてでした、感動です!!

次にドライヤーボールについて。もともとの出会いは、イタリアに住む友人から譲り受けたのが始まりです。その後、私たちが現在使っているドライヤーボールと出会うことに。しかも、見た目が可愛い!もちろん、乾燥時間の短縮もできていますし、服もフワッと仕上がります。液体の柔軟剤は、使い続けると洗濯槽にこびりついて、ベタベタするようです。それが原因で、以前はダクトに埃が詰まることが多く、いつもメンテナンスを願いしていました。でも、今はそんな悩みからも解消され、気持ちよく洗濯ができています! 

 

3. 掃除

私たちが、掃除機以外で使う代表的なアイテムは、ハンディモップと床拭きなどがあります。 (Marley's Monsters)

用途 = 使い捨てハンディモップ、床拭きシートの代替品。使い捨てのものは全てが石油由来で、マイクロファイバーを空気中に漂わせる原因にもなる。これに比べ、洗って何度も使える自然由来の製品は、細かい埃を完全にキャッチするまでには至らないが、起毛素材の特性が効果を発揮し、代替品としての十分な機能を果たしている。

なぜ?= マイクロファイバー問題は、水の中だけでなく空気中にも多く存在し、私ちの体に蓄積され続けています。これはとても大きな問題で、皆さんの健康に害を及ぼす危険な物質です。私たちはこの問題を、便利な世の中に起こる矛盾と感じています。見慣れたものだけを選ぶのではなく、少しくらい手間がかかるものの方が、今の時代にマッチしているような気がしています。

少し長くなりましたが、何か感じていただけることはありましたでしょうか?

まだまだ、お伝えしたいことが山ほどありますが、今回はここまで。

サステナブルな選択は、国内でもさらに増え続けています。まずは、いまの現状を知ることが大事です。そして、きちんと見極めながら、どんなことができるか?考えてみましょう!