GUPPY FRIEND ウォッシングバッグは、洗濯物から抜け落ちるマイクロファイバーをできる限り川や海に流さないというコンセプトで開発されたものです。しかし使われている素材はポリアミド樹脂(ナイロン)。であれば、このバッグ自体からマイクロファイバーが流れ出るんじゃないの?って矛盾を感じる方も、いらっしゃるかと思います。

そこで今回は、このバッグに使われているポリアミドの特性、そしてどのような使い方に威力を発揮するのか?など、私たちが日々の生活で使いながら感じたことをお伝えします。

まず初めに、ポリアミドとは何?ということろからお話を。

ネットで検索すると、ポリアミド=ナイロンとあります。ナイロンと言う呼び名は、アメリカの企業であるデュポン社の商標で、世界で初めて合成された繊維です。よって、ポリアミドやナイロンは名称の違いで、大きくは一緒のものとお考えください。ちなみに、ナイロンにもいくつか種類があり、私たちのオンラインストイアで扱うバンブー歯ブラシには、ブラシ部分にナイロン6という素材が使われています。また、ヨーロッパではナイロン表記よりも、ポリアミドと表記されているものを多く見かけます。

 次に、ポリアミド(ナイロン)の特性について。ポリアミド樹脂は、蜘蛛の糸より細く、絹よりも美しく、鋼鉄より強いと言われています。よって、肉眼では見えづらいほどきめ細やかな生地を織り上げることができ、かつ擦れても摩耗しない優れた強度があります。

 

このような特性を持ち合わせたGUPPY FRIENDウォッシングバッグ。では、どんなものを洗う時に有効なのか?ここがポイントになります。私たちが考えるいくつかのアイテムには共通点があり、大きくは摩擦によって抜けやすい合成繊維、さらに起毛された生地であること。例えば、秋冬に活躍するフリースやフェイクファー、他には化繊で裏起毛になっているスウェットなど、皆さんが着ている身近なものに多く存在します。フリースを例に挙げれば、1回ごとの洗濯で抜け落ちるマイクロファイバーは、2000本とも言われています。

洗濯で抜け落ちたマイクロファイバー 

フリースから抜け落ちるマイクロファイバーの本数、そしてこのウォッシングバッグから抜け落ちているであろうマイクロファイバーの本数を天秤にかけたとき、私たちは迷いなくGUPPY FRIENDを使って洗濯することを決め、今では定番アイテムとなっています。

日本における下水処理の性能は高く評価されているようですが、それでも限界はあるものです。

それらに頼りすぎず、まずは皆さんの家庭から出る洗濯排水に気を使うことをお勧めします! 

GUPPY FRIEND ウォッシングバッグはこちらから。

こんなことも、知って感じることが大事です。そこから皆さんのできることを。