梨の枝万年筆
梨理人(りりじん)農村株式会社は2016年に2名の青年により台中で設立され、台湾農村での果物生産による大量の廃棄物を目の当たりにしたことをきっかけに動き始めます。
台中后里農村では梨の接ぎ木産業には燃える農業廃棄物問題が多く存在しており、例えば、袋、梨枝、プラスチック、ワイヤー等の問題、そのために起きる環境と背後にある人力問題。彼らは研究開発と農業廃棄物再生モデルの構築に尽力し、コミュニティパートナーと農民と共同で取り組み、農業廃棄物の分類から製品の製造、問題を解決するだけじゃなく、更に農業マイクロ型産業のために努力すること、そして文化創造、工芸、観光、体験の計画を通して、更に多くの人が農村議題と青年の帰郷の発展を重視するようにと願っています。彼らの主なサービスは果樹産品の開発や販売、環境教育体験ツア ー、手づくり体験イベント及びそれらに関するセミナーの開催です。
彼らの将来の展望: "私達は台湾果樹循環利用の先駆者となることを目指し、よりたくさんの方々を魅了し、共にひとつひとつの資源価値を重視してゆきます。"
私たちは台湾へ訪れた際、台中にある彼らのアトリエに訪問することができました。実際に活動内容を聞きながら、環境問題、産業発展への純粋な気持ちから生まれた発想であると実感しつつ、20代の若者でありながら勇気ある行動に感銘を受けました。私たちは、今後も彼らを応援します。
[ECO TIPS]
✔︎ 持続可能な資源
✔︎ アップサイクル
✔︎ サーキュラーエコノミー梨の枝でできた万年筆。
台中のお土産ランキングでトップ10に選ばれる。 接ぎ木の特性を保つため、ナイフ、カンナ、花鋏(花ばさみ)など、様々なツールを使用し、全てが手作りで生産されます。また、木の形に合わせた最良の製作を行うため、ペ ン1本を作る工程には、少なくとも5時間以上の時間を費やします。その1本1本に個性があり、ひとつとして同じものは存在しない梨煙(リエン)万年筆は、ドイツのシュミットをペン先に使っています。理念や外見だけではなく、絶妙な執筆体験を使用者にお届けすることも、非常に重視しています。
[FEATURES]
- 梨の木、金属
** 天然素材の特性を活かし、枝の先端はあえて色や形に個体差を出しています。
[SPECS]
- 約17cm
- ペン先はスチールカラー
[CARE INSTRUCTIONS]
- 木はオイルとワックスで表面加工されており、 湿度の高い環境では木材の腐食に注意が必要です。製品のケアには、一般のチークオイルでケアをすることにより、経年务化と独特の質感、色味を楽しめます。また、コンバーター(インク吸入器)を装着する際、インクが本体に飛び散らないように注意して下さい。