こんにちは ミカです。
11月になり、木々が葉を落とし始めました。。あっという間に冬がやってきそうです。。
先日Borderless CreationsのYu-Chingからスウェーデンの大手商品メーカーFelixが独自でスーパーマーケットをオープンしたという情報をもらったので、早速調べてみました。
このスーパーは、消費者がお金の代わりにカーボンフットプリントで換算して買い物するので、普段買っているものがいったいどのくらいCO2を排出しているか考えながら買い物できるという新しいコンセプトのお店!行ってみたいと思い調べてみましたが、スーパーは2日だけのポップアップだったことがわかり、今後の予定はまだ未定とのことでした。今後いけるチャンスがあればブログでレポートしたいとおもいます!
さて、カーボンフットプリント、自分がいつも買うものはいったいどのくらいなのか計算しながら買い物をしたことは今までありませんでした。ただ、買い物する中でできるだけ環境に配慮したものを買うように心がけています。
たとえばスーパーでオーガニックのラインナップがある商品の場合はそちらを買うようにしています。
全部オーガニック商品を買うと、とても高そうと感じると思いますが、実はこちらでは値段は大差ありません。
先日週1度の買い物に行ってきました。その中でオーガニック商品を選んだものと価格差を少しご紹介したいと思います。
オーガニック食品 | Organic Products
バナナ (1キロ) |
オーガニック 23クローネ |
一般 19クローネ |
+4 |
じゃがいも (1袋500g) |
オーガニック 特価で9クローネ |
一般 16クローネ |
-7 |
きゅうり (1本) |
オーガニック 特価で8クローネ |
一般 13クローネ |
-5 |
レモン (1個) |
オーガニック 8クローネ |
一般 6クローネ |
+2 |
タコススパイスミックス |
オーガニック 10クローネ |
一般 9クローネ |
+1 |
** 1クローネは大体10円です
価格差は日本円で10円くらい~大きく離れていても50円くらい。中にはセールなどでオーガニック商品のほうが安い場合もあります。
他には乳製品の代替食品。こちらも価格が安くラインナップも多い上、味もおいしいので買いやすいし取り入れやすいです。また、スウェーデンでは生クリームを使う料理がとても多いのですが、植物性はカロリーも抑えられるので嬉しいポイントでもあります。
乳製品代替品 | Dairy Alternatives
生クリーム (1L) |
植物性(オート麦) 25クローネ |
動物性 43クローネ |
ミルク (1L) |
植物性(オート麦) 18クローネ |
牛乳 15クローネ |
さて、CO2排出量、気になるので調べていると、換算してくれるアプリをみつけました。
スウェーデンのDoconomy社が配信しているCarbon Footprint Calculatorです。まだベータ版なのですが、カテゴリを選んで、金額を入力すると、そのカテゴリの平均値からCO2排出量を計算することが出来ます。
今回の買い物は1165クローネでしたので、Foodを選択して換算すると53.8kgでした。
もうひとつのアプリはICAというスーパーマーケットのもの。
こちらはPersonnummerに紐付いたシステムなので、自分で入力する手間はなく買ったものは自動的にアプリに取り込まれて換算されていきます。今回の買い物は47kgと表示されていました。
換算に使用している係数の違いでDoconomyとICAからでた数値が少し違いますが、だいたい50kgぐらいだったということが分かりました。
50kgの買い物はいったい良いのか悪いのか?
Docomonyのアプリで見てみると今日のスウェーデン全体のCO2量は11トン(年)でこれを60%削減しようとすると1人あたり120kg(週)になるとのこと。
50kgの買い物はなかなか優秀?と思ってしまいそうですが、それ以外に電気代やガソリン代など、買い物すべてを換算する必要があります。さらに先月洗濯機が壊れてしまったので買い替えたのですが、Doconomyのアプリで計算してみると洗濯機1個230kgでした!このような出費もあるので、なかなか目標設定が難しい。。とりあえず私は週の食品買い物を50kgより減らす努力を続けてみたいと思います。
ではまた来月!