エコが大嫌い?

ある日の話。

先日、とある場所で 「エコ」というワードが大嫌いという方と出会いました。

よく話を聞いてみると、

「環境を良くしたいと言ってもこんな小さな事では何も変わらない」
 
「エコと言って気を引いて、値段も高いし賢いビジネスだよね」

という見解。  

まぁ言ってることも理解できるけど、そもそも広く浸透してないし値段だって大量生産じゃないからしょうがないんだよね…

そんな気持ちで聞き続けていると、その方はこんなことも言いました。

「大きな企業がやらないと何も変わらない、少しの人たちが騒いでたって何も変わらないよ」

私も頷きながら話を聞いていましたが、そろそろこっちも黙ってはいられない（笑）なので少し角度を変えて聞き返してみました。

「環境に配慮した商品とは言わず、まずは見た目が良いことは前提ですよね？その後にストーリーを話すのはどう？」

するとその方は、

「それなら良いよ、自分が欲しいと思ったんだから」

そっか、色々と勉強になるわ。。

でもそういうことだよね、自分たちの目指しているところは。

まずは、見た目がどうなのか。かっこいい？かわいい？スタイリッシュ？もちろん、使い勝手が最高なら尚良し、その辺りのバランス。

色々な場所でPOPUPをしていると、必ずこのような考えの方と出会います。

でも、それは当たり前のことだと思いながらお話ししています。

まだ関心の薄い人たちにも、普通に買える世の中になってほしい。そうすれば、こういう人たちにも違和感なく、気づかないうちにエシカルな買い物をしてもらえるんだろうな。

まさしく、これも私たちの目指すところ！もっと頑張らないと！

「エシカル」や「サステナブル」と言ったワードが企業のCMにまで取り上げられるようになりました。

４年前と比べたら考えられないスピードです。

ただ、言葉だけが先走りしている気もするし、その先にある未来を実際に感じる事ができるのはもう少し先かも。今の状況を見てるとそんな感じがしてます。

その土台となっているのが、私たちと同じ志を持ったフォロワーさんたち。そして、同じ志を持ったブランドやエシカルショップの方たち。

小さい力が集まり、更にボトムアップをしながら大きな力となりたいですね。