こんにちは ミカです。

10月になり一気に日が短くなってきました。

気温も下がってきて、薄めのコートだとちょっと寒くなってきました。

さて、今回はペーパーレスのお話です。

最近はなんでもデジタル化が進んで、とても便利になってきましたよね。

スウェーデンではPersonnummer制度(個人番号制度=日本でいうマイナンバー制度)が進んでいて、全国民とすべての居住者に番号が割り当てられています。この制度は1940年代後半から始まり、1960年代後半にはデジタル化されてすべての情報が集約されたようです。

産まれた子供は産まれてすぐ番号が発給されるので、名前より前にPersonnummerが付与されていきます。スウェーデンに居住する人は居住許可を取得し、その後Personnummerを申請しないと住民登録できません。とにかくなんでもかんでもPersonnummerに紐付いたシステムになっているのです。

このPersonnummer、銀行口座の開設、病院の通院だけでなく、電気店、スーパー、ドラッグストアなどのポイント会員になったりする時まですべて使われているので、ポイントカードなどはなく、Personnummerを伝えるか、IDカードのバーコードを提示すればいいので便利です。

 

私のスマホにあるアプリ、KIVRA

ここ最近はペーパーレス化が進み、今まで郵便で来ていたお知らせや請求書類はすべてデジタルでくるようになりました。それもすべてこのPersonnummerに紐付いており、すべての書類は1つのアプリ-Kivra-に集約されて届きます。

税務署や年金事務所からのお知らせ、電気会社からの請求書などなど、重要な書類はすべてKivraへ、請求書はデジタルなのでそのままオンラインバンクで支払いなどもできます。

紙の使用削減もでき、必要な書類はすぐ見つかるのでとても便利なシステムだと思います。

Kivraのサイトのスクリーンショット
 

さて長くなりましたが、今回ブログを書こうと思ったきっかけはレシートのデジタル化です。

最近 kivra にレシート機能が追加されました。

これまで色々なところで買い物をして、レシートは要らないといっても、結局プリントされたものをお店の人が捨てるだけだったので、なんとなく気になっていました。

また、仕事関係の買い物をしたときはレシートを保存し、その後写真を撮ってデジタル化し、システムに入れたあと捨てていました。

毎回 紙、もったいないなあと気になっていたのですが、ついにレシートがデジタル化されました!

と言ってもまだ始まったばかりで参加しているお店はまだあまり多くありませんが、買い物をすると、レジから紙レシートは発行されませんでした。かわりにレジの人に「レシートはアプリに入っていますよ。」とお知らせされました。店個別に登録する必要はなく、Kivraでレシート機能をONにするだけで今後対応するお店が増えれば自動的に電子レシートが発行されます。これもすべてPersonnummerに情報が集約されているためできるシステムだと思います。

 

Kivraを使っているストアのスクリーンショット

アプリに登録していない人は普通に紙レシートが発行される仕組みになっているので、紙レシート廃止まではまだまだ先になりそうですが、今後たくさんのお店で使えるようになって欲しいです。

ではまた来月!

タグ付けされているもの: City Diaries