RIMINI RIMINI BAGSは、イタリアにある海沿い近郊の街でスタートしました。そのきっかけを、彼女たちの言葉ではこのように書いています。バッグを製作するために使われる素材は、" 眠っているビーチパラソルを救出する "ことから始まります。この倉庫には、海水浴をする人々から日差しを守るため、長年海沿いにあったビーチパラソルが回収されています。これらの多くは、使われていた時間や日焼け、塩分の吸収によって使えません。それとは逆に、まだ美しく張りがあり、鮮やかな色が保たれているのも、多く存在しています。パラソルがそこに捨てられている限り、夏の日の思い出と、アドリア海の海岸に点在する地上から見た多彩な色のパターンを永遠に残すことはできません。

私たちは実際にリミニを訪れ、この街で数日間を過ごしました。開放的な青空、そしてビーチの遠い先まで続くカラフルなパラソルを目にした時、なんて素敵なんだろうと心を打たれました。そんなパラソルを使ってアップサイクルするアイデアは、この街の歴史やストーリーがあるからこそ、面白さを感じるのだと思います。